// PP加工
特注ラミネート機を使用、他社では対応困難な両面PP加工も対応
当社特注ラミネート機を用いたPP加工は、印刷物のカールの発生と静電気の発生を軽減します。他社では対応困難な薄紙の両面PP加工(アート紙四六90K、ユポ#150)の対応も可能です。また、平成29年4月に検査機器FUTEC EASYMAX GS40を導入、令和3年に2台目を導入しており、フィルム加工時だけでなく、印刷時での色ムラや汚れにも反応し場所を特定します。更に、加工時のフィルムのしわ、異物、虫混入にも対応します。より正確に、柔軟に、美しい仕上がりを実現すべく、常に品質向上に努めております。
一般的なサーマルラミネート機の流れ
一般的なサーマルラミネート機を用いた通常のPP加工は、印刷物とフィルムを圧着させると同時に加熱するため、フィルムが縮小してしまいます。
当社特注ラミネート機
当社の特注ラミネート機を用いたPP加工は、あらかじめフィルムを加熱することにより、先にフィルムを縮ませます。その後に印刷物を圧着するため、カールの度合いが軽減します。
また、一般的なサーマルラミネート機よりも低温での加工が可能なため、通常のPP加工ではカールが発生しやすいアート紙両面貼でのトラブルも少なく、静電気を軽減することが可能です。他社では対応しづらいユポ(#150以上)両面貼も対応可能となっています。
更に、圧着されてからカッターが入るまでの間隔が長くなっており、その間に加熱された紙を少しでも冷ますことができるため、ブロッキング等を防ぐことができます。
工場内には二機のミスト(加湿器)が取り付けられており、特に冬場には空気の乾燥による静電気や加工ジワ等を防ぎます。
主な用途
書籍・雑誌の表紙やカバー、POP、ディスプレイケース、下敷き等
弊社の強み
他社とは仕上がりの綺麗さが違います。その理由とは?
- カールを軽減します
- 静電気の発生を抑制します
- アート紙両面加工でのトラブルを軽減します(四六、90Kでも可能)
- ユポ#150両面加工が対応可能です
- ブロッキングを防止します
- 検査機器を2台導入。フィルム加工時、印刷時の色ムラや汚れに反応し場所を特定します